スマホに内蔵されているフラッシュメモリは壊れることもある
スマホにはフラッシュメモリと呼ばれる記憶媒体が内蔵されています。通常、スマホで撮影した写真データはここに保存されますが、重要なのはフラッシュメモリは半永久的に使えるわけではないという点です。基本的に、データの保存と削除を何度も繰り返すことによって少しずつ劣化していき、最終的にはデータの読み出しができなくなります。したがって、いつフラッシュメモリが壊れてしまってもいいように必ず写真データのバックアップを取っておくようにしましょう。フラッシュメモリ自体が壊れなくても、スマホが壊れてデータを読み出せなくなることもあるので、その点でもバックアップは有用です。
スマホに保存されている写真データのバックアップは難しくありません。基本的に、バックアップ用のアプリをインストールすれば自動で行ってくれます。
バックアップサービスのアカウントを取得しておく
注意したいのはバックアップサービスのアカウントを必ず取得し、アプリをスマホにインストールしたら、サービスにログインするという点です。アカウントを持たず、単にアプリだけインストールしてもバックアップは行ってくれません。写真データのバックアップサービスは複数あり、それぞれ保存容量や月額料金が違うので自分の使い方にあったサービスを選ぶようにしましょう。一日一枚程度しか写真を撮らないという人であれば、無料のバックアップサービスでも容量的には十分です。
ネットのバックアップサービスは突然、サービスが終了することもよくあるので、スマホからパソコンに写真データを転送し、コピーしておくのもいいでしょう。ケーブルを使ってスマホとPCを直接つないで転送する、あるいはアプリを通じて転送することが可能です。